「また同じ1日が始まったら、あなたは何を変えますか?」
Amazon Primeで静かに話題を呼んでいる中国ドラマ『リセット(开端)』。
目覚めたら、またバスの中——。
タイムループに囚われた2人の若者が、何度も死を繰り返しながら「誰かの命」を救おうと奔走します。
この作品は、ただのサスペンスではありません。
一人ひとりの人生に光を当て、“正義とは何か”を問いかけてきます。
見始めたら止まらない展開、そして気づけば胸が熱くなる人間ドラマ。
この記事では、視聴者としてのリアルな感想を交えながら、『リセット』の魅力を余すところなくお伝えします。
この記事でわかること
- 『リセット』のあらすじと主要キャスト情報
- タイムループ設定とサスペンス要素の魅力
- 実際に観た人のリアルな感想
- Amazon Primeでの視聴方法とおすすめ理由
- 類似作品との比較や社会的メッセージの考察

タイムループから抜け出せ!『リセット』の基本情報
『リセット(开端)』は、2022年に中国で配信され大ヒットとなったタイムループ・サスペンスドラマ。
現在はAmazon Prime Videoで全15話が視聴可能で、日本でも口コミから人気がじわじわと拡大しています。
物語の始まりは、主人公の大学生・李詩情(リ・シーチン)が乗ったバスが爆発するシーン。
死んだはずの彼女は、なぜか再びバスの中で目を覚まし、同じ時間帯を繰り返すことに。
やがて彼女は、同じようにループしている男性・肖鶴雲(シャオ・ホーユン)と出会い、協力して爆発の原因を探っていく——というストーリーです。
キャスト紹介|実力派若手とベテランが集結
- 李詩情(リ・シーチン):趙今麦(チャオ・ジンマイ)
→繊細で芯のある演技が印象的な若手女優。回を追うごとに感情の表現が深くなる。 - 肖鶴雲(シャオ・ホーユン):白敬亭(バイ・ジンティン)
→冷静なプログラマー役を自然体で演じる。理知的だが不器用な優しさが魅力。 - その他の乗客:それぞれに背景やドラマがあり、脇役で終わらない人間ドラマも見応えあり。
実際に観た感想|「社会派ドラマ×SF」のハイブリッド
正直、最初は「よくあるタイムループもの?」という印象でした。
でも、回を重ねるごとにその印象は覆されていきます。
✅ 感想①:一話ごとの引きが強すぎる
毎回、最後の2分が心臓に悪い(笑)。
「え、次どうなるの…?」とすぐ次の話を再生してしまう展開力は本物。
✅ 感想②:サスペンスの裏に“社会の闇”がある
単なる爆発事件では終わりません。加害者側の動機や背景には、現代社会の問題(貧困、孤独、偏見、ネット社会)が見え隠れします。
個人的には第13話以降の展開が「ドラマを超えた問いかけ」に感じられ、深く心に残りました。
✅ 感想③:2人の信頼関係の変化に泣いた
ループを繰り返す中で、最初はバラバラだった2人が、だんだんと信頼し、命を懸けて相手を守るようになる流れが熱い。
決して恋愛には踏み込まないのに、ここまで心が揺さぶられる関係性ってすごい。
類似作品との比較|『シグナル』『ダーク』好きに刺さる
- 韓国ドラマ『シグナル』が好きな人なら、「時間を越えて真実を追う」という点で親和性が高いです。
- Netflixの『DARK』ほど難解ではありませんが、伏線の配置や人物描写は非常に丁寧です。
リセットが描く“社会的メッセージ”
このドラマで特筆すべきは、モブキャラがいないこと。
バスに乗り合わせた一人ひとりに、名前があり、人生があり、葛藤がある。
「誰かを見捨てて前に進むことは、本当に正しいのか?」
そんな問いかけが、静かに胸に突き刺さります。
視聴方法|Amazon Primeで独占配信中
『リセット(开端)』は現在Amazon Prime Videoで全話視聴可能です。
初回30日間は無料体験があり、スマホでもPCでも手軽に楽しめます。
アマゾン・プライムは特典がいっぱい(スマホ画像の無制限保存)、アマゾンミュージック1億曲聞き放題、プライムビデオに商品の送料無料他
まとめ|観終わったあと、誰かに語りたくなるドラマ
『リセット』は、サスペンスでありながら心に沁みるヒューマンドラマです。
ド派手な演出ではなく、繰り返される日常のなかでどう生きるかを描いた物語。
「過去は変えられない。でも、向き合うことはできる。」——
そんなことを優しく教えてくれる、珠玉の15話でした。
コメント