【参政党・さや氏の経歴まとめ】異色のシンガーがなぜ国政へ？キャリアと素顔に迫る

「音楽のステージから、今度は政治の舞台へ。」

一人の女性がいます。
歌で人を励まし、語りで真実を伝えてきた——そんな彼女が、ついに参政党から国政に挑みます。

saya（さや）氏。
テレビでは語られない問題をYouTubeで訴え、氷河期世代の悔しさに寄り添ってきた表現者です。

なぜ彼女は今、選挙という険しい道を選んだのか？
その答えは、これまでの経歴にすべて詰まっています。

この記事を読むとわかること

さや氏とは？本名・出身地・年齢などの基本プロフィール

参政党から東京選挙区での出馬が決まったさや氏（saya）は、歌手・司会者・キャスター・YouTuberと多彩な顔を持つ異色の候補者です。

学生時代から語学や音楽に興味を持ち、短大卒業後は音楽の道に進みました。

saya氏は2008年にジャズシンガーとしてCDデビュー。

その後は「クラシカル・クロスオーバー」など幅広いジャンルを歌いこなし、年間150本以上のライブ活動をこなすなど、プロとしての実績を積み上げてきました。

過去にはラッセル・ワトソン氏（イギリスの世界的テノール歌手）や西城秀樹氏との共演もあり、音楽ファンの間では高く評価されています。その歌声は「癒し系でありながら芯がある」と評判です。

音楽活動と並行して、FMラジオやCS放送などの番組にも出演。

特に北原照久氏との共演番組では、「知性と温かさを感じる語り口」が注目されました。

近年はYouTubeを中心にネット発信に注力。自身の番組『チャンネルさや』では、経済・教育・歴史・安全保障などのテーマを扱い、専門家との対談や時事解説を続けています。

視聴者からは、

「テレビでは知れないことを丁寧に伝えてくれる」
「声に説得力がある」
と高く評価され、登録者・視聴者の間で強い支持を獲得しています。

政治の世界に足を踏み入れる直接のきっかけは、コロナ禍での体験です。

ライブ活動が一気に止まり、仲間が仕事を失う中で、「政策一つで人生が変わってしまう」現実を痛感したといいます。

もともとキャスター活動を通じて多くの保守系論客と意見を交わしていた彼女は、「社会に必要な声を国会に届ける存在になるべきではないか」と感じるようになり、出馬を決意。

その決意を後押ししたのが、参政党代表・神谷宗幣氏や、元航空幕僚長の田母神俊雄氏、経済評論家の三橋貴明氏といった保守系の論客たちでした。

saya氏は2025年、参政党の公認候補として参議院選挙・東京選挙区からの出馬を表明しました。

保守的な思想を持ちつつ、表現者・情報発信者としての活動歴が長いことが評価され、「ネット発の信頼を持つ即戦力」として党から高く期待されています。

特に氷河期世代としての当事者意識や、弱い立場の人に寄り添う視点が、

参政党の「生活者目線の政治」と一致している点が大きなポイントです。

政治家になるには肩書きより「伝える力」が必要だと言われます。

その点、saya氏は長年にわたり音楽や言論を通じて人々に希望と知識を届けてきた表現者。だからこそ、出馬のニュースがこれほど注目を集めたのかもしれません。

異色の経歴こそが、彼女の魅力であり武器。今後、政治の場でどのような存在感を発揮するか、多くの有権者が注目しています。